なぜ、女性はヒールを履かなくなったのか

なぜ、女性はヒールを履かなくなったのか

ここ数年街中でハイヒールを履いている
女性が減ってきていると感じます。
特にその傾向は若い女性で顕著ではないでしょうか。

きれいめなファッションにもスニーカーを
合わせるスタイルはすでに定番となり、
靴屋さんでもハイヒールの売り場は
少しずつ縮小しているように思います。
このような変化は時代の流れとはいえ、
どこか複雑な心境になる人も少なくないはずです。

今回は若い世代の女性を中心に
「なぜヒールを履かなくなったのか」
その背景をいくつかの視点から考えてみたいと思います。


1.ヒールを履かなくなった理由①流行の変化

ヒールを履かなくなった理由①流行の変化

靴もファッションと同じく、
流行の影響を強く受けます。
服の流行が変われば、
それに合う靴も自然と変わっていきます。

 

およそ10年ほど前の2014〜2015年頃から
カジュアルなファッションやオーバーサイズの服が流行し、
身体のラインを強調するスタイルは次第に減ってきました。

同時に、
「頑張らない」「抜け感」「楽さ」
といったキーワードが主流になります。


そうしたカジュアルファッションに合わせにくく、
対極にあるハイヒールが減っていくのは
自然な流れといえるでしょう。


2.ヒールを履かなくなった理由②経済状況と時代背景

ファッションの傾向は個人の好みだけでなく、
社会全体の空気や経済状況とも
関連しています。
一般的に経済が好調の時代は
・自己演出
・華やかさ
などを重視するアイテムが支持されやすい
と言われています。

バブルの時代に、
ボディラインを強調する服やハイヒールが
流行していたのもその一例でしょう。

逆に景気が低迷している時代は、
実用性の方が重視される傾向があります。

服装においても、
多少の無理をしてお洒落を楽しむことよりも
快適に過ごせるファッションが選ばれやすくなります。
さらに、ここ数年を見ても
自分をよくみせることや異性の視線よりも、
着心地の良さや自分にとって無理のない選択
を重視する価値観へ変わってきているように感じます。

そうした時代の変化とともに、
自分を良くみせるためのヒールを選ばない
女性が増えたのではないでしょうか。

一言で“美意識の低下”と結論付けるのは安易で、
時代とともに変化した価値観の反映
考えるのが自然な流れと思われます。


3.ヒールを履かなくなった理由③一度スニーカーを履くと戻れない


ここまでは流行や時代の変化に触れましたが、
その根本的な背景には「足への負担」という
理由も大きいでしょう。

以前は多少無理してヒールを履いていた人も、
ローヒールやスニーカーが主流になれば、
ヒールから遠ざかるのは自然な流れです。
実際に私の周りでも、
以前はヒールばかり履いていた人も、
今ではスニーカーを選ぶことが増えています。

一度「楽さ」を知ってしまうと、
無理をしてまでヒールは履かなくなる。
それが多くの人の本音なのだと感じます。

しかし、パートナーや友人と
少し特別なお店に行く際には、
スニーカーよりヒールを選んでくれた方が
嬉しいと感じる人も多いのではないでしょうか。

何を選ぼうが個人の自由で、
多様性の時代ではその考えは尊重されるべきです。

それでも、
『お洒落は足元から』といわれるように
足元は人の視線も止まりやすく、
印象を大きく左右するアイテムでもあります。



ヒールが女性に与えるもの

このように、ヒールを履かなくなった理由は
流行や経済状況、価値観の変化など
様々な要因が絡み合っています。

今後もハイヒールを履く女性は
ますます減っていくかもしれません。
それでもハイヒールが、
女性を美しくみせるファッションアイテム
であることは変わらない価値でしょう。

ハイヒールはただ、
背が高く見えるための靴ではありません。

ハイヒールを履くことで、
自然と背筋が伸び、脚はすらっと長く、
そしてお腹にも力が入ります。

ハイヒールほど、
立ち居振る舞いや美意識にまで影響を与える
靴はないのではないでしょうか。


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